歯痛軽減のためのCBDオイル使用について、歯科医に尋ねたことはありますか?
もしまだなければ、ぜひ相談してみてください。THCやCBDには、抗炎症作用や骨を刺激する働きがあり、関節炎などの重篤な症状に効果があることは広く知られています。この事から、歯の痛みや腫れの軽減に大きく役立つと言われているのです。
では、実際に歯が痛くなったとき、本当にCBDオイルを使用しても大丈夫なのでしょうか?本稿では、歯の痛みの原因と、CBDが歯の痛みを和らげるメカニズムをわかりやすくご紹介いたします。
歯痛の原因とは
歯痛には様々な原因が考えられますが、ほとんどの場合感染症によって引き起こされます。歯や歯茎に細菌が溜まると、やがて歯の中心にある神経や血管を蝕んでいきます。歯磨きを怠けたり、口内の衛生状態が悪い状態が続くと、細菌が繁殖していきます。
ただ、痛みの原因にかかわらず歯痛が長く続いたり、痛みが強い場合は、必ず歯科医を受診するようにしてください。さらに、虫歯や歯の疾患予防のために、半年〜1年に一度は、歯医者で検診とクリーニングを受けることが望ましいでしょう。
歯科疾患に対するCBDの有効性については、まだ研究がそれほど進んでおらず、十分なデータが揃っていません。その理由として、歯に直接CBDを投与する事が難しく、そのためにCBDオイルの使用により歯の痛みが和らぐ人もいれば、そうでない人もいるという様に、実験結果に一貫性がない事が挙げられます。
ドライマウスに注意
カンナビスを使用した事のある人ならば、一度はこの症状を経験した事があるでしょう。ドライマウスは「乾いた口」という意味で、THCとCBD、どちらを含有しているカンナビス製品でも起こる一般的な状態です。カンナビスを摂取すると、口の中が乾き、喉が渇いたように感じる事があります。
歯医者で治療を受けた後の回復期には、唾液が傷の回復に大きな役割を果たします。なぜなら、唾液には細菌の繁殖を抑える抗菌成分や、歯や歯茎の健康に欠かせない酵素やタンパク質が豊富に含まれているからです。
これが、歯痛軽減としてCBDオイルを使用する事で起こるドライマウスに注意が必要な理由です。このTHCとCBDの摂取によるドライマウスの対策方法としては、水をこまめに飲み、口内の潤いを保つという方法があります。また、口の中が乾いてきたと感じた時にガムを噛んで唾液の分泌を促すといいでしょう。ただ、CBDオイルで引き起こされるドライマウスは、摂取を続けるにつれて身体が慣れ、発生頻度や程度が減っていく事がわかっています。
抜歯
注意:抜歯後はカンナビスを吸わないでください
抜歯の後に喫煙をすると、ドライソケットを引き起こしてしまう可能性があるため、必ず抜歯後の喫煙を控える様にしてください。ドライソケットとはなんでしょうか?永久歯を抜くと、歯を抜いた部分に血の塊ができますが、これは、骨や神経を保護する重要な役割を果たします。
タバコを吸うと、吸う動作によって歯ぐきに圧力がかかり、この血栓を傷つけ、乾燥した穴が形成されてしまいます。この様にして血栓が傷ついたり、溶解したり、完全に形成されなかったりすると、神経終末や骨が感染のリスクにさらされます。こうなってしまうと、口腔内や顔に激しい痛みが現れますので、すぐに歯科医を受診する様にしましょう。
親知らずを抜いたら、どのぐらいカンナビスの吸引を控えた方がいい?
カンナビスユーザーの皆さんからは、「抜歯後、どのくらいでカンナビスを吸えますか?」といったご質問を頻繁にいただきます。
抜歯後は、2日から1週間は喫煙を控える様にしてください。最低でも2日は安静にし、可能であれば傷が完全に塞がる7日後まで待ちましょう。
ただ、どうしてもTHCやCBDの摂取が必要な場合は、傷が塞がるのを待つ間、エディブルなどでCBDを摂取する方法がおすすめです。
ドライソケットは、皆さんが想像するよりもはるかに深刻な事態を招く恐れがあるため、身体の治療プロセスが終わるまで喫煙を控えることは、そうした事態を回避するためのとても意味のある行為だということを覚えておいてください。
抜歯後にカンナビスを喫煙した経験はありますか?歯痛の軽減にCBDオイルを使用していますか?ぜひあなたの体験をコメントで教えてください!