夏はアウトドアの季節です。毎年暖かくなると、多くの人がレジャーを楽しもうと外へ出かけていきます。屋外で過ごす時間が増えると、より長い時間、太陽が発する有害な紫外線(UV)に肌をさらす事になります。皮膚がんが増加傾向にある昨今、肌の健康に気をつかう事はとても重要です。幸いな事に、CBDオイルには様々な肌のトラブルを軽減する作用があります。
皮膚は、とても重要な役割を持つ臓器です。皮膚は身体を適切な体温に調節したり、センサーになったり、保護してくれています。しかし、これらの機能を最大限に発揮させるためには、正しい手入れが不可欠です。CBDの中の化合物は、局所的に使用する事で、免疫細胞の受容体と結合し、アレルギー反応を抑える事ができます。1
生活していると、どうしても肌にとって厳しい環境に身を置かなければならない事もあるでしょう。例えば、極端に寒い場所や、猛烈に暑い場所などです。こういった場所では、さらに特別なケアが必要になります。例えば、ニキビ、日焼け、虫さされなどの炎症性の皮膚疾患は痒みを伴うので、とても不快です。これが続くと、いつまでも治まらない痒みで冷静ではいられなくなり、藁にもすがる思いで治療法を探し始め、あらゆる薬を試したり、いくつもの病院を訪れる事になるでしょう。次の章では、CBDオイルがどのようにして様々な皮膚疾患の治療に役立つのかをご紹介します。
どうやってCBDオイルを肌に使用する?
CBDという略称で知られているカンナビジオールは、カンナビスに含まれる天然の化学物質です。この化学物質は、あらゆる肌疾患の治療において非常に重要な役割を果たします。CBDオイルは通常、カンナビスに含まれるCBD抽出液から作られます。抽出されたエキスは、ココナッツオイルやヘンプシードオイルなどで希釈され、CBDオイルとして販売されます。CBDを肌に使用するメリットは以下のとおりです。
- 抗炎症効果によって、痛みやニキビの悪化を抑える事ができます。2
- 肌に栄養が行き渡り、安定した状態を保ってくれます。そして配合されているオイルによって、乾燥肌に潤いを与えます。
- 肌の油分を、パフォーマンスが改善するように調整してくれます。3
- 肌のシワを減らし、肌年齢を若返らせます。CBDオイルには、シワや小ジワを最小限に抑えるアンチエイジング成分が含まれています。4
- アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を治療します。CBDにはオメガ3およびオメガ6脂肪酸が豊富に含まれており、これらの栄養素が、アトピー性皮膚炎の治療に大いに役立ちます。5
肌のためのCBDクリーム使用方法
1) 塗る箇所を知る
2) 患部を清潔にする
3) クリームをたっぷりと念入りに塗る
4) 気長に効果を待つ
CBDがこれだけ選ばれている理由
鎮痛効果
CBDはカンナビスに含まれる化合物です。 近年、科学者によってCBDの鎮痛作用が発見されました。 CBDはエンドカンナビノイド受容体の働きに作用する事で、慢性的な痛みが和らぎます。 炎症を最小限に抑え、神経伝達物質と協力関係を結ぶことにより、 筋肉痛、関節痛、関節炎などを軽減するのです。6.
関節腫脹
率直に言うと、関節腫脹は非常に辛い症状です。 激しい痛みがあり、快適な生活を送る事が難しくなります。しかし、CBDクリームを使用すればその苦しい毎日から解放されることでしょう。 手順は簡単で、ただクリームを患部にたっぷりと塗り、入念にマッサージするだけです。 しばらくすると、クリームが炎症を抑え、痛みが引いていくでしょう。
炎症性皮膚疾患
皮膚が炎症を起こすと、腫れや痛みを伴います。さらに炎症が進行すると、不快感がより大きくなっていきます。 CBDクリームの助けを借りる事で、こういった不快感を取り除く事ができるかもしれません。ある研究では、確かな抗炎症作用を持つCBDが皮膚の炎症を抑制する方法の一つとして有効であると結論付けています。7
ニキビ
ニキビは非常によく知られている皮膚疾患です。全人口の9%はニキビに悩まされているという統計もあるほどです。 ニキビが出来る原因は、炎症、細菌、皮脂の過剰分泌、遺伝などであると考えられています。つまり、これらの原因を抑え込む事が正しい治療法と言えるでしょう。そして、それを可能にしてくれるのがCBDだという事が、研究で明らかになりました。7 CBDには皮脂線細胞の持つ能力をコントロールする力があり、皮脂の分泌を最小限に抑えてくれます。また抗炎症作用が痛みを軽減してくれます。
尋常性乾癬
乾癬とは、皮膚の細胞が過剰生成され、炎症を起こす皮膚疾患です。 未成熟な皮膚細部が本来よりも早く空気に晒される事で、カサカサした部分が随所に現れます。 これは見た目の問題だけではなく、非常に強い不快感をもたらしますが、イギリスの研究で、CBDがこの皮膚細胞の過剰生成を食い止める効果がある事が報告され、この疾患への治療薬としても注目されるようになりました。8
湿疹
湿疹は、皮膚のかゆみと乾燥をの原因となる皮膚疾患です。赤い点々が膝の裏、足、手、肘の内側、顔などに現れ、見た目も非常に不快なものです。しかし、CBDはここでも活躍します。CBDは皮膚に存在するエンドカンナビノイド受容体と相互作用する事によって、かゆみ、炎症、痛みを抑える事ができます。9
皮膚の発疹
発疹のできた肌は、出来れば隠したいものです。露出している部分であれば、外に出るのが億劫になる事もあるでしょう。こういった発疹は、皮膚が炎症する事で起こり、多くの場合かゆみと痛みを伴います。
こんな時も、CBDクリームが大いに役立ちます。抗炎症作用をもつ成分が炎症を効果的に抑えてくれるので、 発疹がみるみる広まっていく、というようなぞっとする体験をせずに済むでしょう。さらに、CBDクリームは皮膚のエンドカンナビノイド受容体と相互に働く事で痛みと痒みを軽減します。
細菌感染症(MRSA)
長年にわたり、細菌感染症治療には抗生物質が使用され続けてきました。 この特効薬がもたらした治療効果は非常に大きなものでした。 しかしながら、今度は抗生物質に耐性を持つ細菌が増え始めてしまい、研究者たちは新たな対処法を生み出す事を余儀なくされました。British Journal of Pharmacology誌に掲載された記事によると、この問題の解決方法として、カンナビスの防腐効果に高い機体が集まっているようです。10
首と背中の痛み
長い人生を生きていれば、誰でも首や背中の痛みに悩まされた事があるでしょう。 こうした痛みは、日常の幸せを少しずつ奪っていきます。 CBDには抗炎症作用があるので、CBDクリームを患部に塗布する事で 炎症による首、背中の痛みを効果的に和らげてくれます。
神経痛
神経痛は、さまざまな症状を引き起こします。ある人は刺すような痛み、またある人は以下のような痛みを経験します。
- 灼熱感
- ヒリヒリする
- 慢性的なチクチク感
- 幸福感の減退
こうした症状がある場合は、早急な対策が必要になります。CBDクリームは、これらの痛みを抑える最善の方法の一つです。 CBDが持つ抗炎症作用によって、上記を含んだあらゆる痛みを軽減してくれます。
CBDの副作用
CBDは一般的には非常に安全な成分だとされていますが、いくつかの副作用が見られる場合もあります。アレルギーを起こさないために、どのクリームをご使用になる場合も事前に内容成分を確認してください。
おすすめ記事: CBDオイルの副作用: 完全ガイド
カスタマーレビュー
CBD製品を皮膚疾患の治療に使用した人々の体験談をお読みください。
I strongly recommend Nordic Oil…
“I strongly recommend Hemppedia products. I have been using Valkirye cream for almost 3 months now and I haven’t had any acne breakout since then”
Trustpilot review by A. Lazarescu
15% Oil and cream
“Ordered, delivered, works. I ordered 15% oil and cream against eczema. Skin became significantly better, itching has subsided. Thanks to the oil I feel more mobile. I will certainly order supplies.”
まとめ
肌は体の重要な器官です。そのためには、必要なケアをしなければなりません。これは、肌が本来の目的を果たし続けるために非常に重要なことです。健康に敏感な人は、肌を常に良い状態に保つために、適切な食品を摂取し、定期的な検査を受ける必要があります。
残念ながら、あなたは完全に不快な肌状態になってしまうかもしれません。このような事態に陥っても、慌てないでください。CBDクリームという名の完璧な救済策があるのですから。ただし、このクリームを使用する際には、副作用に注意し、治療計画を立てておくようにしましょう。
参考文献
- Petrosino, Stefania, et al. „Anti-inflammatory properties of cannabidiol, a nonpsychotropic cannabinoid, in experimental allergic contact dermatitis.“ Journal of Pharmacology and Experimental Therapeutics 365.3 (2018): 652-663. [↩]
- Nagarkatti, Prakash, et al. „Cannabinoids as novel anti-inflammatory drugs.“ Future medicinal chemistry 1.7 (2009): 1333-1349. [↩]
- Oláh, Attila, et al. „Cannabidiol exerts sebostatic and antiinflammatory effects on human sebocytes.“ The Journal of clinical investigation 124.9 (2014): 3713-3724. [↩]
- Plant Stem Cells: Breaking New Ground in Skincare.“ (2011) [↩]
- Changoer, Lekhram, and George Anastassov. „Method to treat atopic dermatitis.“ U.S. Patent Application No. 16/106,524 [↩]
- Miller, Richard J., and Rachel E. Miller. „Is cannabis an effective treatment for joint pain.“ Clin Exp Rheumatol 35.107 (2017): S59-S67. [↩]
- Oláh, A., Markovics, A., Szabó-Papp, J., Szabó, P., Stott, C., Zouboulis, C. and Bíró, T. (2016). Differential effectiveness of selected non-psychotropic phytocannabinoids on human sebocyte functions implicates their introduction in dry/seborrhoeic skin and acne treatment. Experimental Dermatology, 25(9), pp.701-707. [↩] [↩]
- Wilkinson, J. and Williamson, E. (2007). Cannabinoids inhibit human keratinocyte proliferation through a non-CB1/CB2 mechanism and have a potential therapeutic value in the treatment of psoriasis. Journal of Dermatological Science, 45(2), pp.87-92. [↩]
- Nagarkatti, Prakash, et al. „Cannabinoids as novel anti-inflammatory drugs.“ Future medicinal chemistry 1.7 (2009): 1333-1349 [↩]
- Russo, Ethan B. „Taming THC: potential cannabis synergy and phytocannabinoid‐terpenoid entourage effects.“ British journal of pharmacology 163.7 (2011): 1344-1364.APA [↩]