CBDオイルでニキビ痕の残らないニキビケアを
ニキビ痕は、最もニキビが出来やすいと言われる10代だけでなく、あらゆる世代にとって悩ましい肌のトラブルです。人によっては、軽いものから重度のものまで、何十年もニキビが出来ては治りを繰り返し、結果として一生残る傷跡を作ってしまうことも少なくありません。痕が残らないようにレーザーなどの高価な治療法を選ぶ人もいますが、現在では天然の万能薬とも評されるカンナビジオールが配合されたCBDオイルに注目する人も増えています。本稿では、ニキビやニキビ痕にCBDを使用することで得られる薬効や、出来てしまったニキビ痕の状態を改善する方法についてご紹介します。
ニキビとは?
ニキビ痕が出来てしまう原因
ニキビ痕は、ニキビが酷く炎症を起こすことによって残ります。炎症を起こした嚢胞が過剰に分泌された皮脂で満たされると、毛包に亀裂が生じます。破裂が皮膚の表面近くだった場合は軽傷で済みますが、深い部分だった場合、毛包壁に深い裂け目ができてしまい、最近感染した膿が流出して健康な組織を傷つけます。これがニキビ痕が出来る初期段階です。この初期段階において、体がニキビの重症化を察知すると、損傷した組織を素早く修復するために体内でコラーゲンが形成されますが、ここである問題が生じます。それは、体内でコラーゲンが過剰に生成される事により、不均一色の瘢痕組織ができることです。
ニキビ痕のタイプ
アイスピック型
この傷は、表皮の下にある真皮にまで食い込んでしまう、非常に狭くて深い傷で、 名前の通りアイスピックで刺されたかのようなくぼみ状のニキビ痕を指します。このくぼみは非常に小さく、開いた毛穴のように見えるものもあります。アイスピック型のニキビ痕は、嚢胞や炎症を起こした赤ニキビによって生じます。こうした症状によって皮膚組織の深い部分がダメージを受けると、長い円柱状の痕が残ってしまうのです。
ボックスカー型
このニキビ痕は、皮膚が楕円や円形状に凹み、垂直の縁ができる傷痕で、アイスピック型よりも幅が広く、肌がデコボコに見えてしまうのが特徴です。炎症性の吹き出物によって広範囲にコラーゲンが破壊されると、その部分の皮膚組織も無くなってしまい、結果としてボックスカー型の痕ができてしまいます。このタイプのニキビ痕の大きさは、失われた皮膚組織の量によって変わります。
ローリング型
このタイプのニキビ痕は、皮膚の上に角が滑らかなくぼみを形成するもので、ボックスカー型とは異なり、輪郭がぼんやりしています。 ローリング型の場合、皮膚と組織の間に繊維状の組織帯ができる事で皮膚が凸凹に見ると言われています。これにより表皮が下に引っ張られると、結果的に皮膚がなだらかにくぼんでいるように見えるようになります。
肥厚性瘢痕
このニキビ痕は、皮膚の表面を覆うように形成される固く盛り上がった傷痕で、 肩にできることが多く、特に男性に多く見られます。主に外傷後にできることが多く、組織が失われる事で生じるボックスカー型やアイスピック型とは反対に、コラーゲンが過剰に生成されることで生じると言われています。
ケロイド型
ケロイド型は、肥厚性瘢痕よりも重度のニキビ痕で、元の傷口よりも広い範囲にわたって広がります。傷が治った後もしばらくの間、このケロイドの進行は止まりません。これは、体が皮膚の傷の治療が完了している事に気付かず、コラーゲンを生成し続ける事で起こります。
CBDオイルをニキビ痕に使用する事によるメリット
CBDは、皮脂の分泌抑制、ストレス軽減、炎症抑制の3つの治療効果でこの皮膚症状を改善してくれるため、非常に優れた治療薬と言えます。CBDオイルをニキビ痕の治療に使用する場合は、経口摂取と、皮膚に局所的に塗布する方法の二通りがあります。前述の通り、このオイルは皮脂腺を落ち着かせ、全体的な皮脂の分泌を抑える働きがあり、最適なCBDオイルを選ぶことで、皮膚が皮脂の過剰分泌で詰まることがなくなり、結果的にニキビが軽減されるでしょう。また、CBDオイルには抗炎症作用があり、ニキビの炎症が効果的に抑えられます。1 そして、このオイルを長期間定期的に使用する事で、新たなニキビの発生を防ぐことにもなります。現在世に出回っているニキビ用外用薬は、重大な副作用を引き起こすことがある事から、こうしたオーガニックのCBDクリームやオイルは、皮膚疾患を持つ人々の間で大きな注目を集めているのです。
もう一つの注目すべきCBDオイルの特徴は、肌全体の健康状態を改善するオメガ3とオメガ6脂肪酸が含まれているという事です。こうした多岐にわたる薬効があるため、炎症を起こしている肌にCBDクリームやCBDオイルを塗ると肌の状態があらゆる面で改善し、さらに天然の成分だという安心感も得られます。CBDを使えば、ステロイドやその他の有害な化学合成医薬品の副作用を心配する事なく、見苦しいニキビ痕から肌を回復させることが期待できるのです。
CBDでニキビやニキビ痕を治療する方法
CBDはニキビ治療に最適な治療成分で、ローション、クリーム、オイル、軟膏、バームなど、さまざまなタイプの外用薬があります。CBDは、単体ではハイになるような向精神作用はありません。しかし、他のカンナビノイドと同様エンドカンナビノイドシステムを通じて体の神経伝達物質受容体と相互作用し、様々な治療効果を発揮します。毎日のスキンケアにCBDを取り入れてこの治療効果を持続的に肌に与えることで、悩ましいニキビ痕が次第に改善されていくでしょう。また、CBDのオイルやクリームを炎症を起こしているニキビに直接塗ることで、患部の痛みや赤い炎症が大幅に軽減されます。また、そもそも炎症が起こりにくい体づくりをするという意味で、CBDオイルを日常的に摂取するというアプローチもあります。ニキビは、最もひどい場合でも、CBDを継続的に塗布することで、だいたい1週間以内には治ると言われています。
CBDオイルをニキビ治療に使用する方法
まずはじめに、人の肌は日常的にバクテリアが付着し増殖しているので、患部周辺をしっかりと洗い流し、手も丁寧によく洗い、最後にタオルで患部を優しく拭きます。これで塗布する準備が出来ましたので、CBDオイルやクリームを患部周辺に塗り、乾くまで優しくマッサージしてください。これを2、3回繰り返してから、手を洗いましょう。現在販売されているCBD外用薬には、ミントやシトラスなどの有効成分が含まれているものがほとんどで、これらの成分は痛みや炎症を和らげる助けをしてくれます。ただ、これらの成分が目や鼻に入ってしまわないように、使用後は必ず手を洗ってください。
その他の皮膚疾患のためのCBDオイル
CBDは、乾癬、アトピー性皮膚炎、線維性皮膚疾患など、さまざまな皮膚疾患に対して治療効果があることが、幅広い分野の研究で明らかになっています。234
また、CBDオイルに含まれる抗酸化物質は、肌の老化を遅らせる効果、つまりはアンチエイジング効果があるという研究結果が報告されており、それに加えてフリーラジカル(不対電子を持つ分子や原子)によるダメージを防ぎ、肌をくすみから守る力があることが示されています。特に敏感肌の方は、CBDオイルを使うことで肌がチクチクするなどの不快感の改善が期待できます。また、ある研究では、CBDオイルが湿疹を軽減するという結果も報告されています。
関連記事:皮膚疾患に対するCBDの効能
天然由来の治療成分であるCBDの継続的使用によって治療または改善が期待できる皮膚疾患としては、極度の乾燥肌や発疹などがあります。カサカサ肌には、肌のひび割れを防ぐためにCBDオイルやクリームをたっぷりと塗り、保湿効果を最大限に引き出すことで改善が見込めます。また、発疹に対してもCBDオイルの持つ抗炎症作用によって、肌のほてり感を和らげ、乾燥や赤みを即座に抑えることができます。
また、皮膚細菌感染症も発疹の原因となりますが、これもCBDオイルの抗酸化物質によって抑制されるので、悪化する前に症状を抑え込むことができるのです。さらに、体質によっては免疫系へのストレスで、湿疹のようなかゆみや乾燥を伴う発疹が現れることがありますが、CBDオイルを日常的に使用していれば、そうした発疹も現れにくくなります。
ニキビ用CBD – カスタマーレビュー*
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CBDと皮膚疾患 – サクセスストーリー
There are countless stories online of people sharing their experience with CBD for different skin conditions. A particularly touching story is the one of a woman named Lina, who calimed her struggles with porphyria have been eliminated thanks to a topical cream called Frejya. Read Lina’s success story here!
リファレンス
- Nagarkatti, P., Pandey, R., Rieder, S., Hegde, V. and Nagarkatti, M. (2009). Cannabinoids as novel anti-inflammatory drugs. Future Medicinal Chemistry, 1(7), pp.1333-1349. [↩]
- Wilkinson, J. and Williamson, E. (2007). Cannabinoids inhibit human keratinocyte proliferation through a non-CB1/CB2 mechanism and have a potential therapeutic value in the treatment of psoriasis. Journal of Dermatological Science, 45(2), pp.87-92 [↩]
- Wollenberg, A., Seba, A. and Antal, A. (2014). Immunological and molecular targets of atopic dermatitis treatment.British Journal of Dermatology, 170, pp.7-11 [↩]
- Marquart, S., Zerr, P., Akhmetshina, A., Palumbo, K., Reich, N., Tomcik, M., Horn, A., Dees, C., Engel, M., Zwerina, J., Distler, O., Schett, G. and Distler, J. (2010). Inactivation of the cannabinoid receptor CB1 prevents leukocyte infiltration and experimental fibrosis. Arthritis & Rheumatism, 62(11), pp.3467-3476 [↩]